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脂肪酸の話 続きの続き [脂肪酸について]

先日 お見せした保存した溶剤が黄色くなっていた件ですが
 これがこの前のドライ溶剤(石油系)です。

本日、助手さんに酸価測定をやってもらいました。
その結果は ・・・

 こんなものでした

下は、試薬を入れて攪拌したてのもの


このまま放置すると上のように二層に分かれます。
キレイに分かれなかったり、時間がかかるときは溶剤中の水分過剰かな

二つの違いがお判りでしょうか???
向かって左が蒸留しただけだった石油系溶剤、
右側が蒸留後、焼成カルシウムと接触させたものです。

溶剤中の脂肪酸が少ないほど青になり(中性に近い)
(分子量で)脂肪酸が多いと緑から黄色になって行きます。(酸性になる)
もちろん、中性じゃなくてアルカリ性の場合には測れませんけどね。
これは中性から酸性の度合いを測って脂肪酸(酸性物質)の存在量を調べるものですから
しかし水溶性アルカリが存在すると青を通り越して紺色になるようですからある程度は判るかなぁ

蒸留だけでは液管理はダメだと思いますし、フィルターやカーボンだけで良いのでしょうか?
脂肪酸が残っている液で洗うと後が怖いなぁと思いましたね。
洗ってすぐと保管後出して着た時の様子がこんなにも違う可能性があったんですね

キレイにするという意味をもう一度考え直すべきかな
最低基準の酸価値を見直すことも考えた方が良いのかな???

汚れを落とせば、必然的に溶剤中の脂肪酸量は増えます。
それを適切に除去できていれば良いのですがね

ドライクリーニングの限界の一部分が垣間見えたような気がします。
良いクリーニング店の基準の一つとして酸価をどのレベルに維持しているかが大切になりますね。


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