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取扱い絵表示の再確認3 [検討]

今後現JISで定めている絵表示がISO絵表示に統一(移行)して行くのですが、その絵表示の持つ意味について再確認しましょう。

今日は乾燥に関する絵表示です

JISには乾燥機に関する絵表示はなく、付記表示として『乾燥機(タンブラー)の使用はお避け下さい』などの表示があります。

ISO表示ではiso601[1].jpg(60℃まで)iso602[1].jpg(80℃まで)iso603[1].jpg(乾燥機使用不可)などやiso203[1].jpg(平干し)などの表示が付けられるようになります。

これらの表示は「水洗いができる衣類」 を水洗いした時の乾燥方法を指示する表示です。
ドライクリーニングに対して乾燥機の使用を制限するものではありません

ということは、水洗い不可の衣類に対して iso601[1].jpgiso203[1].jpgをつけるのは誤りとなりますね

もちろん、ドライクリーニングを指定し iso603[1].jpgをつけているからといって、タンブラー乾燥を否定することは出来ません。
今後はドライクリーニング後の『自然乾燥』を指定することは出来なくなるということでしょう。

国際的にはパークロロエチレンによるドライクリーニングが主流ですが、どこの国でも大気汚染などを規制し、洗浄から乾燥までを一貫して行う機械しか販売されていません。
ヨーロッパでも使用されるようになった引火点が高い石油系溶剤を使用するドライクリーニング機械も乾燥まで一貫して行うタイプしか販売されていません。

日本のように洗浄と乾燥が別々に行われる機械は特殊な存在であるということで、ISOでは問題にされていないのが現状。
ドライクリーニングが可能な衣類は全てタンブラーによる乾燥工程を強制的に通過することを前提とした商品作りが必要となるので、クリーニング業者としては悩むことが少なくなるでしょう。


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取扱い絵表示の再確認2 [検討]

今後現JISで定めている絵表示がISO絵表示に統一(移行)して行くのですが、その絵表示の持つ意味について再確認しましょう。

今日は漂白に関する絵表示です

JISにある洗_塩素系 可.jpg(塩素系漂白可) と ISOのiso301.jpg(塩素系・酸素系漂白可)がほぼ同じと考えて良いですね

ただしISO表示ではiso302.jpg(酸素系漂白可)の表示も増えます
これはJIS表示にはなかった表示ですね。JISでは基本的に酸素系漂白を当たり前のものとしていたのでしょうか?

どちらにしても、塩素系漂白と酸素系漂白が明確に分けられることは良いですね
特に細いストライブのYシャツなどに含金染料が使用されている場合には、酸素系漂白剤の使用によって繊維が脆化する場合がありますが、絵表示がしっかりしていると洗う前に分類することも可能となります。

iso302[1].jpg(塩素系、酸素系不可)表示があれば一切の漂白剤は使用できないことになります
洗剤によっては漂白剤が配合されたものもあるので、洗剤の使用から再検討する必要があります。

こうやって見直してみると、表示の意味について曖昧な理解をしていたことが判ります。
新しい絵表示になるまでに、ちゃんと絵表示の意味を理解しなくては ・・・

 

しかし、それ以上にアパレルさんの責任も重大
変な絵表示は付けられませんし、消費者に理解を求める作業も要求されます
クリーニング業界も協力して啓蒙する必要がありますよ。


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取扱い絵表示の再確認1 [検討]

今後現JISで定めている絵表示がISO絵表示に統一(移行)して行くのですが、その絵表示の持つ意味について再確認しましょう。

まずは、手洗い及び洗濯機を使用した水洗い全般から

現JIS表示の手洗いは 洗_手洗い 30℃.jpg 洗_手洗い 30℃ 中性.jpg これらですね

これに対応するISOの絵表示は iso7[1].jpg これになります

これらの表示はあくまでも『手洗い』 であって、洗濯機での洗いではありません。
洗濯機のドライマークコースのような弱い洗い方やワッシャー(業務用洗濯機)でのウエットクリーニングは該当しませんよ
手洗い表示の場合は、「振り洗い」、「押し洗い」などに限定される必要があります。

洗濯機やワッシャーでの洗濯が可能なものを現JISでみると

洗_洗濯機30℃ 弱.jpg  洗_洗濯機40℃.jpg 洗_洗濯機40℃ 中性.jpg このような表示であり、ISO表示ではiso101[1].jpg このような表示になります
今までのJIS表示の手洗いと似た形ですが、手がないことから機械洗いとなります。
ここも勘違いしないようにする必要がありますね

洗い方の強さは、日本とヨーロッパなどではかなり差があり、軟水で洗える日本では海外のような高温、高機械力による洗浄を必要としませんので、JIS化の際に絵表示の意味合いに差を持たせるようになるのでしょうか?
海外の弱洗いより弱い洗い方が日本での一般的な洗い方ですから、そのまま使用すれば iso101[1].jpg の下に横棒(アンダーバー)を入れたものが日本では多く出回るようになります。
ドライマークコースなどだと横棒が3~5本くらい必要になるので、見難いから実用的ではないですね

このあたりもJIS化の行方を見守る必要がありますね
ひょっとすると日本独自の表示でもできるかな???


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